SEO対策ナビ

SEO対策とは

SEO対策とは、SEOを行うための方法の総称です。

現在のSEO対策では、

といった2点が重要視されています。

SEOとはSearch Engin Optimization(検索エンジン最適化)の略で、検索結果に正しく表示されるようにウェブサイトを構築することを言います。
バナナについて説明しているページなら、タイトルに「バナナについて説明している」とわかるように、きちんと表記することもSEOの一つです。
よく「検索結果の順位を上げること」と説明しているページをよく見ますが、それは誤りです。結果として順位は上がるかもしれませんが、本来は検索エンジンに正しくサイトの内容が伝わるよう行う施策という意図で作られた言葉です。

検索上位表示の基準

検索エンジンは基本的に、ユーザーが求めている情報があるサイトを上位に表示したいと考えています。

「ユーザーが知りたい情報を素早く知ることができる」というのが検索エンジンの理想的な姿なのです。

では、どのようにして上位表示させるサイトを判別しているのでしょうか。それは、少なくとも同じワードが大量にひとつのページに散りばめられているサイトのことではありません。あるキーワードで検索して来た人に対して、問題や疑問の解決に繋がるかどうかが重要なポイントになります。つまり、

といったことなどが重要になってきます。

わかりやすさとは

内容がまとまっておらず、読みにくかったり、何が言いたいかわからないコンテンツも決してよいコンテンツとは言えません。

情報の豊富さ

情報はわかりやすければそれだけで良いのでしょうか。答えはいいえです。決してそんなことはありません。他のサイトには無いような多くの情報があるほど、良いサイトであると評価されることにもつながります。

例えばキャラクターの強さを調べた時に、ただステータスが表示されているだけでなく、このキャラクターは他に比べて強いのか、おすすめの装備、そのキャラを使えるダンジョン、入手手段なども載っている方がありがたいですよね。

オリジナリティ

ネット上に文章を掲載することは、誰でもできるからこそ、誰かの書いた文章を参考に書いていたらどうしても似たものになってしまったり、場合によってはほぼコピペといった事が発生するのも日常茶飯事です。そういった既存のものと似たり寄ったりのコンテンツは結局のところあまり評価されません。出来る限り、他のサイトと差別化したコンテンツにするなどの工夫が必要となります。

検索結果に、同じ内容のサイトを複数表示しても有用とはいえません。Googleはできるだけ同じ内容のサイトを表示させないようにしています。それは、あらゆる検索意図に対応できるようにという意図でもあります。

SEOを意識するならば、コンテンツそのものの切り口がオリジナリティのあるものにするなど、すでにある情報を見た上でコンテンツを考えなければなりません。

検索エンジンにもモラルを求められる時代に

ユーザーが求めている情報が掲載されているサイトを表示させるだけでは、

なども表示されてしまいます。

このようなコンテンツが表示されなくなるように、Googleはサイトの信頼性や専門性、権威性(E-A-T)を重視するようになりました。

特にYMYL(Your Money or Your Life)というお金や生活に重大な影響を与える情報に関しては厳しく審査を行う傾向があります。

この基準をクリアできない場合、そもそも検索結果に表示されなくなる可能性があります。

E-A-Tとは?

E-A-Tとは主に情報の正確性を判断する基準です。

本来であれば、Googleがそのコンテンツを読み解き、論理的に正しいかどうかを判断できることがベストですが、残念ながらそこまでの機能を実現することはできていません。

そこで、Googleは、E-A-Tという基準を設けて、そこをクリアしていれば信用できるだろうということにしました。

※ もちろん技術の発展によってこういった(企業が学歴で採用を判断するような)間接的な基準は、徐々に撤廃されていくことでしょう。

Expertise(専門性)

専門性とは、そのコンテンツがどれくらい専門的なものであるかを示しています。サイト上のコンテンツの中身に、その業界内での知識や経験、スキルの有無といったものが伴っているかどうかが重要になります。

Authoritativeness(権威性)

Googleの言う権威性とは、記事の製作者がどの程度信頼できるかを見るために、

といったことを評価するものです。

Trustworthiness(信頼性)

権威性が人の信頼性を見るものであるならば、こちらは記事そのものの信頼性を見る指標です。

内容が偽りではないことを前提として、記事の根拠や信頼できる情報源・引用元、編集ポリシー、執筆者情報など、できるだけ情報を開示することが信頼性の向上に貢献するでしょう。

例え正しい内容だとしても、それを判断できなければ信頼性がないものと捉えられてしまいます。

情報を開示して評価が下がることは無いでしょう。(正しく開示されていない場合は下がることもありえます。)

不自然なSEO対策はペナルティの対象

SEO対策と聞くと、どういったイメージがありますでしょうか。過去には、

という手法が一般的でした。しかしもうそれも十年以上の前の話です。こういった方法は現在では効果がないばかりか、逆にペナルティの対象となってしまうこともあります。ペナルティの対象になってしまった場合、順位が大幅に下落してしまったり、検索結果に表示されなくなるというもありえるのです。